長谷部クリニック

川西市栄根の皮膚科,形成外科,アレルギー科 長谷部クリニック

〒666-0021 兵庫県川西市栄根2丁目6-32 Vビル3F
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レーザーQ&A

Q1:レーザーでシミはとれるか?

 顔のいわゆるシミの治療を希望される患者さんの内訳としては、日光性黒子、SDM、太田母斑様色素沈着、肝班、炎症後色素沈着、雀印斑(そばかす)等があげられます。
 これらの原因は主に太陽光(紫外線)がメラノサイトを活性化させ、紫外線暴露により憎悪します。
 従来、遮光による予防に加え、美白剤の外用とビタミン剤などの内服による治療が行われてきました。しかし、最近レーザー治療の効果が期待されるようになりました。
 レーザー光の生体への作用は、生体の構成がレーザー光を吸収して熱変換されることからおこります。レーザーのある波長はメラニン色素顆粒に対して吸収が高く、コラーゲン組織やヘモグロビンにはほとんど吸収せず、メラニンに選択的に吸収され、メラニンが破壊され、色が薄くなります。
 具体的には、より深いシミに対して色素顆粒に吸収されたエネルギーと変化するため、正常組織に伝達する時間よりもレーザー照射時間は短くする必要があります。照射時間は短く、周囲組織への熱影響を低減するとともに治療効果を上げています。
 表面上のシミには、パルス幅を拡大させ、メラニンに対する選択性を維持して、表皮のアプレーション効果を上げます。
 レーザー治療に加えて、レチノール酸、ハイドキノン、ビタミンC誘導体の外用を併用し、より効果を高めることができます。

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Q2:ほくろはレーザーでとれるか?

 顔にできる降起性病変を普通はほくろと言われています。病名としては上皮性母斑がほとんどと考えられます。悪性の有無はやはり一部の組織の病理検査を行うことで診断されています。
 一般的には、切除が唯一の治療となります。不十分な切除により局所再発を繰り返すことになり、できれば、完璧に病変を切除することが望ましいと考えます。
 しかし、特に若い女性の場合、あまり大きく切除を拡大すると、切除後の治療に時間がかかってしまいます。切除後、新しい皮膚で再生をはかるため、どうしても新生の皮膚は、今までの皮膚と違うため、発赤等が2~3ヶ月は残るのが普通です。それを改善するために外用剤でフォローしていきます。
 当院では、できるだけ、ほくろ切除の他範囲を小さくしていく方法です。切除範囲が小さければ、皮膚の回復も早いと考えます。
 但し、欠点として一部病変が残る可能性があると考えます。その場合、病変部位の位置により、CO2レーザー、ルビーレーザー、Qスイッチレーザー等使い分けていくことで、一部病変が取り除くことが可能であると考えます。結局、切除後の皮膚の回復も早くなり、より短期間でほくろの切除が可能であると考えます。もちろん、小さいほくろの場合、レーザー治療のみでも十分な場合もあります。
 当院では、ほくろ切除後の時間をできるだけ短くきれいにすることに主眼をおいております。その場合レーザー治療はかかせないと考えます。

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Q3:レーザーでシミは消せるか?

 近年、皮膚の光生物的特徴の解明により、新しいレーザー治療の理論が確立されました。その結果、この理論に基づいたレーザー治療であれば、瘢痕を残すことなく色素病変を治療できるようになりました。
 それに基づいて当院ではルビーレーザー、Qスイッチルビーレーザー、CO2レーザーを患者さんの症状に応じて照射します。
 レーザー光は、波長、照射時間、照射エネルギーの三つの条件を満たす光でなければならず、このような治療指針はselective photothermolysis(SP)と呼ばれます。
 このSPに基づき、患者さんに症状に合わせた最適の照射設定をすることが非常に大切だと考えています。最初にテスト照射して、その後の反応を見てから、レーザー治療が可能であるか判断します。
 レーザー照射後、患者さんにより個人差はありますが、発赤を伴うことがあります。その場合、外用(塗り薬等)で改善をはかります。
 レーザー治療は、最新の治療方法において最も有効なものと考えます。但し、一度の治療で改善をはかれるものではありません。シミ、例えば、太田母斑の場合、5回以上のレーザー照射を必要とし、約1年はかかります。症状によっては一回で改善できるものや複数回レーザー照射を必要とする場合もあります。相対的に約3ヶ月から1年はかかります。レーザー治療中心に外用・内服も含め、症状に応じて最も有効な方法を提案することが必要で患者さんへのカウンセリングと理解を得ることが大切です。

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Q4:レーザーでシミはとれるのか?

 シミやほくろの相談で、レーザーを使って治療を望まれる患者さんが増加しています。
 レーザー治療といっても、単純に一種類のものがあるのではなく、症状に応じて、様々な機種があります。特に最近は、毎月のように新機種が発売されています。アメリカのみならず、中国、韓国、イスラエル等で生産されているものがあり、まさに家電業界の如く、製品が乱立しています。
 確かに、効果において疑問視されるレーザーが多数出現しているのは事実です。逆に言えばそれだけニーズが増えたということでしょうか。
 当院では、特にシミについて、もっとも効果のあるQスイッチレーザーを主として使用しています。レーザー照射時間は10-9秒という単位(まばたきするよりもっと短い時間)でもっとも短い時間で打ちますので皮膚へのダメージを極力低くしています。
 10-9秒という時間単位はナノ単位の世界です。これほど短い時間で一瞬にしてできるのは、Qスイッチレーザーしかないのが現状です。
 特に太田母斑(アザ)と呼ばれている症状には、効果を発揮します。以前は、外科的手術でしかとれないものがQスイッチレーザーの使用によりとれるようになってきました。レーザーでとれるシミ、ほくろは近年拡大してきています。但し、レーザーの不可能な症例もあり、外用等で時間をかけて治療していく場合もあります。
 当院では、できるだけ、レーザーについて研究していますので、どのような機種のレーザーを使用すればもっとも効果があるかを、患者さんに応じて説明させていただき治療します。お気軽にお尋ねください。

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