長谷部クリニック

川西市栄根の皮膚科,形成外科,アレルギー科 長谷部クリニック

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美容とその他Q&A

Q1:シワに対してどこまで外用注射で改善できるか?

 本来の皮フの老化にはホルモンバランスの変化などによる加齢に伴って進行する生理的老化と日光、特に紫外線の長期曝露による障害によって進行する光老化が考えられます。
 特に、光老化する皮フでは、光酸化ストレス・炎症反応による表皮性のシワと真皮性のシワがあります。
 表皮性のシワは、前述の反応による角層水分維持機能の低下や柔軟性低下をもたらします。このような表皮性のシワに対してCP(ケミカルピーリング)による皮フの新生を促してシワの改善をはかります。
 その使用に対して個々の皮フの状態に応じた最適な濃度と回数を決定します。レテノイン酸は欧米、特にアメリカにおいて抗シワ剤として広く使用されおりシワだけでなくシミなどの老化皮フ兆候の改善にも効果があります。
 真皮性のシワ、皮フ加齢によるシワについては、ボトックス、ヒルアロン注射で改善をはかります。
 ボトックス注射とは「BOTOX」による筋の脱神経状態を作り、表情シワを出にくくさせます。変性した神経端末は6ヶ月で再生するため効果の持続は約半年です。効果のある部位は眉間のタテジワ、目尻になります。ヒアルロン酸注射は真皮に不足するヒアルロン酸を補充するために使用します。より深いシワに効果あります。

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Q2:最近、爪の色が気になりますが、こんな時は皮フ科を受診すればいいのでしょうか?

 まず、皮フ科を受診されることをお薦めします。
 爪は人間の身体にとって、重要な役割を果たしています。日常生活で爪がないと、手で物をつかんだり、足が踏ん張れずに歩行もしにくくなります。
 又、爪の形や色の変化で様々な病気のサインとなります。
 爪の色の変化で白漏(白く濁っている)していれば、爪白癬(つめはくせん、いわゆる爪水虫)の可能性が高く、逆に爪が薄くなっていたり、さじ状になると貧血の疑いがあります。
 さらに、爪や指の先端が盛り上がってくると肺や心臓などの疾患が考えられます。
 昔はともかく、水虫が一生治らないというのは間違いですが、爪白癬があると爪が菌の貯蔵庫の役目をして、水虫を治り難くします。
 また、足や爪以外の場所に白癬をうつす可能性もあります。そこで、水虫を完治させるためには爪白癬の治療が不可欠となりますが、自分だけでなく、家族やまわりの人に白癬をうつす可能性もあります。
 現在では、爪白癬の治療の場合、一般的に薬を内服することになります。以前は白癬菌に発育を抑える作用の薬だけでしたが、最近になって効果の高い抗真菌内服薬が出てきました。しかも、1日1回の服用で済むだけでなく、白癬菌を殺す作用を持っているため、治療期間も大幅に短縮できるようになりました。患者さんの症状に応じて内服、外用を判断しての治療となります。又、内服の副作用等気になることがあれば何でもご相談に応じさせて頂きます。

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Q3:コエンザイムQ10は本当に効果があるのか?

 最近、アンチエイジングブームでコエンザイムQ10の使用が拡大しています。
 本来、コエンザイムQ10は、内服使用により、強心薬として以前から使用されていました。循環器の医師に聞くと「なぜブームになったのか?」とびっくりするほどです。マスコミ等の報道によって、サプリメントブームとして使用が拡大しています。内服使用に対しては、ある一定の年齢に達した人には効果はあると考えます。問題なのは、外用剤でその効果が発揮できるか疑問に感じざるを得ません。
 個人的に大手化粧品会社に問いただしても、皮膚の真皮までコエンザイムQ10は入ることができないと説明しています。皮膚の外用剤のポイントは、いかに分子量を小さくして、より安定的作用を発揮できるかの2点です。
 皮膚の世界もナノ世界に突入しています。今や10単位の分子の世界で開発競争がされています。
 次に、安定的により入りやすくするのがポイントです。さまざまなビタミンの誘導体が開発されているのもそのためです。
 最近では、今年になって最新型プロビタミンCが開発されています。以前のビタミンC誘導体の5倍以上に肌に浸透し、皮膚を滑らかに整えるから、シミやくすみなどの肌の老化を予防します。
 本当に効果のある内服と外用を発揮できるのか?医師の責任であると考えています。ブームに躍らされることなく、疑問を納得に変えてから使用することです。

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